12/9 本読むのめっちゃ早い人いるじゃん、
「あれって何がどーなってるの?」って考えてたんですけど、もしかして
- 頭のなかで声にだして文章を読んでいない
んですかね!?
マンガを30分/巻、小説を3,4時間/冊とかで読み切っている人がゴロゴロいるなかで、僕はマンガ1巻に1時間、小説にいたっては10時間、しかも「今日は読書パワー使いすぎたから明日にしよ……」と、3日や4日にわけて読むこともザラです。
だからもう速読術とかも信じられないというか、(あれはまぁ「脳力アップ!!」みたいなうさんくさいこともうたっているからそう見えるだけかもですけど)本をパパッと読んでしまう人がうらやましくくて仕方ない。
なんで僕はこんなに遅いのかなぁ……と50年くらい考えながら本を読んでいたところ、「あっ、もしかして……僕は脳内音読しているから遅いのでは!?」と思えてきました。
音読、つまり声に出して文章を読むことは人が聴き取りやすいスピードで行いますよね。
「われわれはー、うちゅーじんで、ある!」という感じで。
僕もそれを脳内でやっているので……文章を読むスピードの上限が、「人の聴き取りやすいスピード」になってしまっているようなんです。
試しに脳内音読せずに、文章を目で追う速度を少し速めてみたところ、「複雑な描写はわからないけど、簡単な場面描写くらいは読み取れる!」感じが体感できました。
参考書だとか難しい本でない限り、すべての文章が複雑なものではないと思うので「ん?」と詰まるところ以外をこうして読んでいけば、僕もみなさんのように本をバシバシ読んでいけるのでは……と。ちょっとだけ思えてきました。
(これ疲れるので、意識してそうしないとまた脳内音読しちゃうんですけどね)
えぇー……これ生まれた時に教えてほしかった……。
(みんなどこで習ったの!?)
お勉強に使う参考書は理解できてこそですし、小説は心を動かされてこそなので、もちろん僕のような遅筆ならぬ遅読? も悪いことではなさそうですが、たくさん文章が読めるようになることはよいことです。
あまりにも遅いと「もう文章なんてイヤだ!!」と、太陽ペッパーちゃんとともにサパンナで野生動物を追いつづける原始生活を始めるハメになってしまいます(それもいいな……)(人間、できないことはやりたくなくなりますよね)。
しかし小さな達成感を得ることで、「宇和島! 本、おもしろい! ペッパー、たくさん読む! 肉、お前が獲れ! あたしは本読んでる!」と、サパンナを駆け槍を振り回し野生動物を喰らっていた太陽ペッパーちゃんが、医学部に入ることができるかもしれません。
(これ、僕は原始人なままですね……)
「人類皆速読せよ!!」というわけではないのですが、本を読むのが遅すぎて困っている人は、
- 脳内音読をしない
- 文章を目で追うスピードを少しだけ上げてみる
と、もしかしたら救われるかもしれません。
@本読むのめっちゃ早い人
「俺はこうしてる」というようなコツがあれば、ぜひお教えください……。