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この前の土日あたりから、『フリースタイルダンジョン』という番組がTwitterオタクの間で流行っています。
なんとな~く聞いたことのある『フリースタイル』という単語ですが、これは
リズムに乗せて即興で歌詞を歌いあい競いあうラップバトル
のことで、そう聞くと
「Ha? HIP-HOPオタクに似合わない オタクはエロゲで ひッ♡ ほぉッ♡ 言ってろ」
という感じで(ご静聴ありがとうございました)、実際僕も積極的にラップ・ミュージックに触れてきたことはないのですが……
なんとまぁ~これが面白い。
そもそもラップ・ミュージック自体が、高度な言葉遊びであり、言葉遊びはかなり知能を要するので、頭の回転の速いオタクたちが面白がるのも納得です。
(蕎麦さんとか、前々からラップ・ミュージック好きな人もちゃんといた)
「ラップとか不良なんだけど……」と思ってしまいたくなりますが、そんなことはないし、言葉のボクシングであるラップを、小気味いいリズムに乗せられた彼らの言葉に耳を傾けてみると、やはりこれも一つの文化なのだと気付かされます。
番組自体はフリースタイルなので、disりあったり、ちょっと喧嘩っ早くも聞こえますが、若きラッパーたちが業績ある年上のラッパーを尊敬しつつも「下克上してやる!」という熱さを見せてくれます。
(そして熟練のラッパーたちが見事な返しで彼らをねじ伏せていく……)
(おじさんに勝つにはおじさんになるしかないのか……!?)
そして、なんと『フリースタイルダンジョン』は地上波番組であるにもかかわらず、YouTubeで公式配信されています。
HIP-HOPの世界と同じく、懐が深いですね。
ぜひ一度ご覧ください。